投資と貯金、どっちが先?お金の置き場所で考える優先順位

投資と貯金、どっちが先?お金の置き場所で考える優先順位

「投資を始めたいけれど、貯金もまだ少ない。どちらを先にすればいいの?」
これは、投資を考え始めた人の多くがぶつかる疑問です。

この記事では、「どっちが先か」という問いを、少し違う角度から考えてみます。

この記事の結論

大切なのは「どっちが先か」ではなく、「いつ使うお金か」で分けることです。いざというときのお金は現金で確保し、当面使う予定のないお金で投資を考える、という順番が基本になります。

この記事で分かること

  • 貯金と投資を「使う時期」で分ける考え方
  • 先に現金で確保しておきたいお金
  • 投資に回すお金を考えるときのポイント
目次

「どっちが先か」より「いつ使うお金か」

貯金と投資は、どちらが良い・悪いではなく、向いているお金の種類が違うものです。

お金を「すぐ使う」「もしもの備え」「数年以内に使う」「当面使わない」の4つに分け、使うまでの期間が長いほど投資も選択肢に入ることを示した図
お金の種類例向いている置き場所
すぐ使うお金毎月の生活費普通預金
いざというときのお金病気やケガ、急な出費への備え普通預金など、すぐ引き出せる場所
数年以内に使う予定のお金引っ越し、結婚、車の購入など値下がりしにくい場所(預金など)
当面使う予定のないお金10年以上先の生活のためのお金投資も選択肢になる

「何年後に使うお金か」で置き場所を決めると、迷いが少なくなります。

warrettくん

お財布を「すぐ使う用」「もしもの用」「ずっと先の用」に分けるイメージだね。

先に現金で確保したい「いざというときのお金」

投資のお金を急に引き出さないために

投資した商品は、値下がりしているときもあります。
いざというときのお金がないと、値下がりしているタイミングでも売らなければならなくなります。

だからこそ、投資を始める前に、いざというときのお金を現金で確保しておくことが大切です。

いくら確保すればいいのか

よく言われる目安は、生活費の数か月分です。
ただし、必要な額は、働き方や家族構成、住まいなどによって変わります。具体的な金額の考え方は、別の記事で詳しく解説します。

warrettくん

もしもの備えがあると、値下がりしても落ち着いていられるんだ。

よくある誤解

誤解「貯金がたくさん貯まってから投資を始めるべき」

いざというときのお金を確保できていれば、残りのお金を全部貯金し続ける必要はありません。
当面使う予定のないお金まで現金で置いておくと、物価が上がったときに、買える量が減るリスクがあります。

誤解「投資を始めるなら、貯金を全部回すべき」

反対に、手元の現金を全部投資に回すと、急な出費のときに困ります。
投資は「当面使う予定のないお金」で行うのが基本です。

投資にはリスクがあり、元本は保証されません。数年以内に使う予定のお金を投資に回すと、使いたいときに値下がりしている可能性があります。

だからどうするか

STEP
お金を分ける

すぐ使う・いざというとき・数年以内・当面使わない、の4つに分けて考える

STEP
いざというときのお金を確保する

生活費の数か月分を目安に、すぐ引き出せる場所に置く

STEP
当面使わないお金で投資を考える

仕組みを理解したうえで、少額から始める

NISAのつみたて投資枠では、少額から積立ができる金融機関もあります。(制度の概要:金融庁「NISAを知る」)

まとめ

  • 貯金と投資は「どっちが先か」ではなく「いつ使うお金か」で分ける
  • いざというときのお金は、投資より先に現金で確保する
  • 当面使う予定のないお金は、現金だけで置いておくリスクも考える
  • 投資は「当面使わないお金」で、少額から始めるのが基本

参考

※本記事は2026年10月時点の情報です。

投資にはリスクがあり、元本は保証されません。投資信託でも短期的には値下がりすることがあります。当サイトの情報は、特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。最終的な投資判断はご自身でお願いします。

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