NISAを始めようとして証券会社を調べると、たくさんのネット証券が出てきます。
比較サイトを見ても、ポイントや手数料の細かい違いが並んでいて、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいます。
この記事では、投資信託を積み立てる人が、ネット証券を選ぶときに見るべきポイントを整理します。
投資信託を積み立てるなら、「買いたい投資信託がある」「積立が続けやすい」の2つで選びます。ポイントの還元率などの細かい差は、そのあとで比べれば十分です。
この記事で分かること
- 銀行とネット証券の違い
- 投資信託を積み立てる人が比べるべきポイント
- あまり気にしなくてよいポイント
銀行とネット証券の違い
NISA口座は、銀行でも証券会社でも開けます。違いは主に、買える商品の種類と数です。
| 比べること | 銀行 | ネット証券 |
|---|---|---|
| 買える商品 | 投資信託が中心(株式は扱っていないことが多い) | 投資信託・株式・ETFなど |
| 投資信託の数 | 少なめのことが多い | 多いことが多い |
| 相談 | 窓口で相談できる | ネットで自分で手続きする |
| 手続き | 窓口・ネット | ネット・アプリ |
自分で調べて選べる人は、買える投資信託の数が多いネット証券の方が選択肢が広がります。
窓口で相談しながら進めたい人は、銀行も選択肢です。
比べるべきポイント
1. 買いたい投資信託があるか
まず大事なのは、自分が買いたい投資信託を取り扱っているかです。
同じ投資信託でも、取り扱っていない証券会社があります。買いたいものが決まっていれば、その名前で検索して確認します。
2. 積立が続けやすいか
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 最低積立額 | いくらから積み立てられるか(少額から始めたい人は大事) |
| 積立の頻度 | 毎月だけか、毎週・毎日も選べるか |
| 支払い方法 | 銀行口座の引き落とし、クレカ積立、ポイントでの購入などが使えるか |
| 設定の変えやすさ | 金額や商品を、アプリやサイトで簡単に変えられるか |
積立は何年も続けるものなので、「設定したら放っておける」使いやすさが大切です。
長く付き合う口座だから、自分が迷わず使えるかどうかが一番なんだ。
3. 使っているカードやポイントと合うか
クレカ積立やポイントでの購入は、証券会社ごとに使えるカードやポイントが決まっています。
普段使っているカードやポイントがあれば、それが使える証券会社を候補にすると、管理がまとまります。
あまり気にしなくてよいポイント
投資信託の購入時手数料
ネット証券では、投資信託の購入時手数料がかからない商品が多くあります。NISAのつみたて投資枠の商品は、購入時手数料がゼロのものに限られています。
投資信託を積み立てるだけなら、証券会社の手数料の差はあまり気にしなくて大丈夫です。
株の売買手数料・取引ツール
株を頻繁に売り買いする人向けの比較ポイントです。投資信託を積み立てて持ち続けるだけなら、選ぶ基準にしなくてかまいません。
比較サイトの項目が全部大事なわけじゃないよ。自分の使い方に関係あるところだけ見よう。
どの証券会社で買っても、投資信託は元本が保証されず、値下がりすることがあります。証券会社を選ぶことと、何を買うかは別に考えましょう。ポイントの還元率や条件は変更されることがあるので、最新の情報は各社の公式ページで確認してください。
NISA口座は1人1つ。決めるときの注意
NISA口座は1人1口座で、金融機関の変更は年単位の手続きになります。(出典:金融庁「NISAを知る」)
NISA口座を開く証券会社は、すぐに乗り換えられない前提で選びましょう。
一方で、NISAではない普通の証券口座(特定口座)は、複数の証券会社で開けます。
だからどうするか
まだ決まっていなければ、候補を1〜2本にしぼる
候補の証券会社で、その投資信託が買えるかを調べる
最低積立額・頻度・支払い方法(クレカ積立など)を比べる
迷ったら、普段使っているカードやポイントと合う証券会社にする
主要なネット証券の具体的な比較は、別の記事でまとめる予定です。
まとめ
- 銀行とネット証券の違いは、買える商品の種類と数
- 比べるべきは「買いたい投資信託があるか」「積立が続けやすいか」「カードやポイントが合うか」
- 投資信託を積み立てるだけなら、手数料や取引ツールの差はあまり気にしなくてよい
- NISA口座は1人1つ。すぐに乗り換えられない前提で選ぶ
参考
※本記事は2026年10月時点の情報です。
投資にはリスクがあり、元本は保証されません。投資信託でも短期的には値下がりすることがあります。当サイトの情報は、特定の金融商品の購入をすすめるものではありません。最終的な投資判断はご自身でお願いします。



